フィリピン・セブ島の最新状況及び新たなルールのまとめ 12/2現在
フィリピン・セブ島>12月以降の検疫レベル(ロックダウン状況)は?
ドゥテルテ大統領は12/1から12/31までの検疫状況について、NCRバタンガス、イロイロ市、タクロバン、ラナオデルスル、イリガン、ダバオ市はGCQ、それ以外のエリアはMGCQと述べました。
従って、セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市を含むセブ島も、引き続きMGCQとなりました。
MGCQとはニューノーマルに移行するひとつ前のレベルでもっとも緩和された検疫レベルとなります。
セブ市では以前、軍隊などが路上で取締りを行ったりと緊張感のある雰囲気でしたが、MGCQになり現在はチェックポイントもなくマクタン島からセブ市への移動も可能です。
車窓から見る12月1日のセブ・マクタン島の風景
車の数も増え、時間帯によってはかなり渋滞するところも出てきました。観光・レジャー産業以外は雇用も戻りつつあり、新店舗なども新たにオープンしたりと通常と変わらぬ雰囲気を感じます。
リゾートホテルやレストランではローカル向けのプロモなども行っていることから、特に週末は利用者が多く、全体的に活気がもどりつつある印象です。
セブ市>検疫違反者に対する罰則の引き上げ
セブ市では、検疫違反者に対する罰則が引き上げられました。
1回目の違反で1,000ペソ、2回目2,000ペソ、3回目以降5,000ペソ 。支払う余裕がない違反者は、奉仕活動を4時間から12時間にすることができます。
しかし違反者が罰金を支払わず、自主的な社会奉仕を受けない場合は、法律に違反したとして告訴されます。
11月21日付、追加で入国が許可されたビザは?
貿易業者と投資家、または1940年のフィリピン移民法(連邦法613)のセクション9(d)に従ってビザを発行された9Dビザ保有者。
バターンのフリーポート地域当局、カガヤン経済特区当局、及びクラーク開発公社の経済特区によって発行されたビザを持つ外国人。
上記ビザ保有者は新たに入国が許可されました。
※12/1時点では、就労ビザ(9Gビザ)・観光ビザ(9Aビザ)・リタイアメントビザでの入国は、まだ許可されていません。
12月1日、昨夜ラプラプ市(シティーホール前)でクリスマス点灯式 イベントが行われました。
12月1日、ラプラプ市の新たなコロナ感染者は0人。この日ラプラプ市市役所前に設置されたクリスマスツリーの点灯式が行われました。
ツリーの高さは約30フィート(約10メートル)で、ラプラプ市刑務所の収容者が作った500個の「パロル(星を型どったイルミネーション)」で装飾されています。
クリスマス点灯式カウントダウン の様子。3分45秒あたりから盛り上がってきます。
フィリピンでは毎年恒例のイベントですが、この状況下でこんなに盛大な花火は今年はないだろうと思っていたのでまさかの驚きと感動です!
セブ島にいてよかったと改めて幸せを感じたひと時でした。
11月27日 バンタヤン空港が開港!マクタン島からバンタヤン島への初飛行。
セブで最も人気のある観光地の1つであるバンタヤン島に飛行機でアクセスできるようになりました。
バンタヤン空港の開港により島への移動は、通常バスとフェリーを乗り継ぎ約5時間かかるところを、飛行機で約30分に短縮。
移動時間がかからないことから、短期旅行者でも足を延ばすことができ、今後はセブ旅行のおすすめ観光地になりそうですね!
2020年12月1日よりパラワンのコロン島は、地元観光客(国内旅行)の受け入れを開始。
15歳から65歳迄のフィリピンに居住するフィリピン国民及び外国人は、レジャー目的で島に入ることが可能となりました。
コロン島へ旅行する場合の注意点
DOT認定の宿泊施設を予約
48〜72時間以内の(RT-PCR)陰性結果が必須
登録が承認されると、訪問者にはQRコードが与えられます。
すべての観光客は、コロンにあるフランシスコレイエス空港でも健康診断を受けます。
警告症状がある場合は、抗原検査(実費3500ペソ)が必要。
検査結果が陽性の場合、観光客はホテルの隔離室に隔離されます。
これまでボラカイ島をはじめボホール島など、国内旅行のルールはほぼ同じ条件ですので今後は陰性証明書が旅の基本となりつつあります。
この検査がなければ国内旅行者も増加するのではと思いますが、この流れが今後フィリピンのニューノーマルとなるのかもしれません。
ラプラプ市政府は韓国との海外旅行市場を復活
NEW 12月3日> ラプラプ市政府は、韓国の仁川からラプラプ市への海外旅行の復活を目指しており、今月中にIATFの承認を得たいと述べた。
それはラプラプ市でのみの滞在となるが、十分なリゾートとアクティビティーがあるとラプラプ市市長は付けくわえました。
参考記事➡https://www.sunstar.com.ph/art...
IATAが電子旅行パス開発。国境再開への鍵
国際航空運送協会(IATA)は11月23日、海外旅行者が新型コロナウイルスに感染していないことやワクチン接種済みであることを証明する電子パス「IATAトラベルパス」の開発が最終段階にあると発表。
検疫措置なしで海外旅行を可能にするための鍵は、
新型コロナの検査 旅行者のID(身分証明書)に一致する検査結果を安全に管理、共有、検証する世界的な情報インフラを構築し、IATAトラベルパスがその役割を担うと説明。
IATAは、英航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)と協力して試験運用を実施するとのこと。
参考記事➡https://this.kiji.is/704376846...
最終的にトラベルパスが世界的に統一され、運用が可能になれば国境再開が可能という流れなので、各国がいかに早くトラベルパスを導入するかによって再開の時期も変わってくるのではと思います。
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☞6/1に発表されたMGCQ下でのルール及びフィリピン政府が示す検疫ステータス