移住者に聞くフィリピン海外生活 第3回は、人材紹介会社で働く「ゆーだいさん」
コロナウィルスの影響で渡航制限はありますが、現在もフィリピンで暮らす日本人は意外とたくさんいらっしゃいます。
そこで、フィリピンで暮らす日本人の皆さんに「フィリピンへの移住を決めた理由」や「現地での生活」などをインタビューし、フィリピン移住の良さや生活する上での厳しさ、メリット、デメリットなど、移住者の皆様にご協力いただきリアルな実体験をお届けする新企画!
今回で第3回目となり、
第1回目は「フィリピンで暮らす日本人#01」は、ボホール島に住む「Takiさん」をはじめ
第2回目は「フィリピンで暮らす日本人#02」は、タガイタイに住む「大町さん」にインタビューさせていただきました。
そして第3回目は、第2回目でご紹介させていただいた語学学校・人材紹介会社「GENSAI Career Consulting Corp」を経営する大町さんの会社で働く、
元気いっぱいの"ゆーだいさん"に移住の輪のバトンを繋いでいただきフィリピン移住についてインタビューさせていただきました。
マンネリ化したサラリーマン生活から、新しく何か違うことをやってみたかった。
日本では車関係の仕事に就いていました。
自動車関係の専門学校を卒業後、整備士やブレーキの開発などを行う会社で働いていました。
約7年間サラリーマンをしていましたが、毎朝出勤するために同じ時間に起きて会社へ通勤する日々。
だいだい仕事の後は飲み(食事)に行って家に帰る。
飲み会では会社の愚痴言い、そんな毎日の繰り返しが嫌になり、車関係以外の違う何かをやりたいと思うようになりました。
それから就活を始め誕生日の日に、たまたまツイッターで『フィリピン0円留学』を募集しているのを目にし「面白そうだな。」と思ってすぐにDMを送ったのが後にフィリピンへ移住するきっかけとなりました。
早速0円留学に応募し、その後選考に受かり半年間フィリピンのタガイタイという場所にある語学学校「Face to Face English School」へ行くことが決まり気づけばフィリピンへ。
英語は苦手でしたが、日常会話くらいはできるようになりました。お酒が好きで、バーなどでお酒を飲みながら雑談することでかなり上達したと思います(笑)
あの時、ツイッターを見ていなかったら他の仕事をしていたかもしれないし、フィリピンにも来ていなかったかもしれません。
と振り返るゆーだいさん。
半年後には語学学校のスチューデントマネージャーとなり、現在は人材紹介会社「GENSAI」のスタッフとして働いています。
フィリピン(タガイタイ)に来て約2年、2020年1月突然のタール火山の噴火に遭遇。
そして3月にパンデミックによる国境封鎖を目の当たりにしたゆーだいさん。それでもフィリピンに留まったフィリピンへの思いと現在の生活について語って頂きました。
その時は、帰国しようという気持ちは全くなかったです。フィリピンでまだやりたいこともあるし、何よりフィリピンが好きで気候も良く自分にとって過ごしやすい場所だからです。
フィリピン人はホスピタリティにあふれ、とてもフレンドリーです。誰にでも分け隔てなく接してくれて、楽観的で一緒にいてとても楽しいです。
フィリピンの「スローライフ・ストレスフリー」な環境が最大の魅力です。
フィリピン移住生活で困った事は?
タール火山の噴火時は、硫黄の匂いや火山灰が降ってきたりで大変でした。他にも停電などもありますが、1週間ほど続いた断水が一番きびしいかったです。
その当時はみんなで助け合いながら生活し乗り越えられました。
あとは、ロックダウン後に経験したリカーバン(アルコール禁止令)。お酒好きにとっては、辛かったです…。
1ヶ月の生活費・休みの日の過ごし方は?
現在は社宅なので、家賃、高熱費などはありません。
食費は飲み代・外食を含めて1ヶ月約1万ペソくらいです。料理が趣味なので、食材や特に調味料にはこだわっていて日本の調味料などにお金を使うことが多いです。
休みの日は、食材を見に行ったり新メニュー開発の試作品を作ったりしています。
最近の自信作は「揚げラー油」です!
他には、現在はコロナの影響で移動制限があるため、なかなか行けませんが以前は仲間と一緒に海へ遊びに行ったり。
この写真は、タガイタイがあるルソン島から車、ボートを使ってだいたい4~5時間くらいのところにあるミンドロ島にあるプエルトガレラというところです!
プエルトガレラは、世界中のダイバーを魅了してやまないダイビングの聖地でかつ、「第二のボラカイ島」とも呼ばれる絶景ビーチリゾート地。
観光では有名なところで自分が行ったときも凄く賑わってました。
夜は砂浜がクラブみたいな感じになって日本では味わえない陽キャ気分になれます笑
現在仕事以外では仮想通貨、最近は「フィリピン株」への投資も始めました。
2017年に仮想通貨のことをTwitterで知り「楽して稼げるなら」と調べて始めたのがきっかけで、実際は知識と勉強が必要ですが、初めは5万円から投資しトータルするとプラスになっています。
フィリピン株は、以前働いていた語学学校でフィリピン株のコースがあり、校長にお願いすれば1日で口座が開設できるので自分も始めました!
フィリピン生活2年目を迎え、新たな夢に向かって動き出す「ゆーだい」さん
料理が趣味なので、将来的には「居酒屋(飲食店)」をやりたいと思っています。
学生時代の好きな科目は「化学の実験」でした。料理は「これとこれを混ぜあわせるとどうなるか?」という実験みたいなもので、特に調味料にこだわり様々な料理を作っています。
得意な料理は「味玉」です! 半熟に茹でた卵を、焦がしネギ・ニンニク・生姜などを混ぜ合わせた調味料に漬け込み完成!これは絶品です!
現在資金調達とメニュー開発を行っており、今年中には形にできたらと考えています。
まずは現在住んでいる「タガイタイ」で飲食店をやり、将来的には夢は大きく「オカダマニラ」への出店が目標です!
埼玉県出身のゆうだいさん
Twitterでは自作の料理や仮想通貨・フィリピン生活についての情報を発信されています。
ちなみにツイッターのアカウント名(朝昇龍の拳)は、仮想通貨のチャートが急上昇することを昇竜拳と呼び、それを朝青龍と混ぜて朝昇龍の拳となったそうです。
仮想通貨や料理に興味がある方、フィリピンに住んでみたい方にも参考になると思います!是非チェックして下さいね!
インタビューの中で、たまたまツイッターのタイムラインで「0円留学募集」のツイートを目にしDMを送ったことがきっかけとなったと話してくださったのが印象的で、人生はちょっとしたタイミングと行動力で大きく変わるものだと改めて感じました。
自分が最も居心地良く感じる好きな場所・環境で自分の趣味を仕事にできるのは、難しいことですが自分次第で手に入れられると信じています。
ゆーだいさんも夢に向かって現在進行中です。居酒屋がオープンしたら味玉食べてみたいですね!心から応援しています!
そして現在勤務されている人材紹介会社「GENSAI」ではフィリピンで働きたい人とフィリピンで働く人材を繋ぐ会社です。
フィリピンで働いてみたい・フィリピンに住んでみたいなと思われる方は是非、相談してみてください。もしかすると今とは違う人生が待っているかもしれません!
第1回目:「フィリピンで暮らす日本人#01」は、ボホール島に住む「Takiさん」
第2回目:「フィリピンで暮らす日本人#02」は、タガイタイに住む「大町さん」