親子でセブ島移住を計画の方必見!知っておくと便利な20の事
セブ島へ移住することになったら何を準備すればいいのだろう…と漠然と考えてしまう方は多いのではないでしょうか。移住前は思いつくことを手当たり次第にこなしましたが、準備不足のことや知らなかったこともたくさんありました。パスポートや航空券という当たり前のこと以外にも、いざ移住するとなったらやらなければならないことが本当にたくさんあるんです。私達一家は年に2回は帰国する想定でフィリピンにやって来ました。海外生活2度目、子連れでセブ島に移住した私のやったことを、失敗談も含めてお伝えします。
※因みにフィリピンでは、「外国人登録証(ACR-I Card)」を取得すれば観光ビザでも最長36か月(入国日から起算)の滞在が可能です。但しフィリピン国内での就労は不可。
デジタルノマドビザ法案
また、つい先日フィリピンでは「デジタルノマド」法案の可決を受け、「デジタルノマド」の誘致に取り組んでおり、デジタルノマドビザの発給を検討している。3年間の有効期限プラス2年間の延長が可能になるとされており、外国人観光客の増加、および長期滞在における観光収入の増加を目指すとしている。条件は18歳以上で、フィリピン国外で得た十分な収入の証明を提示でき、ビザが付与される期間をカバーする有効な健康保険に加入している必要があります。また母国での犯罪歴がない人。とされています。今後はますますフィリピンへの移住が容易になり、日本に限らず住む場所を自由に選択できフィリピンにいながら働ける環境が整うのかもしれません。
①パスポートの確認と準備
パスポートの有効期限が「滞在日数+6カ月以上」あることが条件です。
②入国と出国の航空券
フィリピンに入国する際に帰りのチケット(フィリピンから出国するチケット)を提示しなければなりません。私はこれを知らなかったため、出発の際に空港であわてて帰りのチケットを予約しました。航空券は高かったですが、$30ドルでキャンセル出来るものを選び後日無事キャンセルしました。
③eトラベルの登録
eトラベルとはフィリピン政府に渡航情報を事前に報告するWEBフォームです。フライト出発時刻の72時間前から登録することができます。滞在先のホテルの名前を間違えて入力してしまいましたが、特に問題はありませんでした。
④海外旅行保険の加入
いざというときのために、いつも海外旅行のときに加入しているたびほ(t@biho)で加入しました。
⑤国際キャッシュカードかデビットカードを作る
海外のATMで現地のお金を引き出すことができるため便利です。私は楽天銀行デビットカードを使っています。
⑥クレジットカードを作る
我が家のメインのクレジットカードがアメリカンエキスプレスで、台湾やマレーシアでは使えないところもあったため、念のためにVISAを作りました。フィリピン移住後もアメリカンエキスプレスが使えないレストランやお店などいくつか遭遇しました。
⑦国外運転免許証の取得
念のために取得しました。有効期間は発給の日から1年間です。近くの運転免許センターで30分程で取得できました。
⑧フィリピンへ入国してからの滞在先の確保
長時間の子連れでの移動で疲れるだろうと思い、マクタンセブ国際空港からタクシー移動が可能なホテルをエクスペディアで予約しておきました。
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⑨日本の住居に関すること
私の場合は、日本の家をそのままにして移住しました。家を手放す人は他にもやらなければならないことがあると思います。
・WI-FIの解約・NHKの解約(海外に移住すると伝えたらあっさり解約できました)・電気料金プランを一番安いものに変更・エコキュートの水抜きや長期間使わない場合の対応
⑩車に関すること
我が家には車は2台あったのですが1台は売却、もう1台は両親に管理しておいてもらうことにしました。
・高く買い取ってくれる買取店探し(車の相場は変わりやすいため査定は売却する直前か早くても2週間前がよい)・売却手続き(実印、印鑑証明書、住民票などが必要でした)・任意保険の解約、プランの変更・所有しておく車のメンテナンス(オイル交換など)
⑪郵便物届け先の変更(転居届)
郵便物の転送先・届け先を変更しておく。
⑫携帯電話のプランを一番安いものに変更
スマートフォンやPCからもできるので移住後でも可能です。
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⑬住民票の移動
1年以上海外に滞在する場合は海外転出届を提出します。国民健康保険証を返却することになるので、出発の前日にしました。
⑭戸籍謄本(戸籍謄本)
念のために準備していきました。子どもの学校の入学手続きに必要だったため持って行って良かったです。
⑮親子手帳(母子手帳)
子どもの学校の入学手続きに必要な医療の証明書を取得するときに、予防接種のことを聞かれました。あればスムーズに答えられると思います。
⑯生協や食材宅配の解約
定期購入などの宅配サービスは忘れず解約しておきましょう。
⑰保険の見直し
都道府県民共済は、海外へ移住後は継続できないため移住前に解約しました。
⑱常備薬の用意
健康な子どもには薬は処方できませんと、以前かかりつけの小児科医から言われたことがあります。子どもが風邪や下痢で受診した際に多めに薬を処方してもらいストックしておきました。大人の薬は薬局で購入しました。
⑲日本でしか買えない食材の準備
セブ島のショッピングモール内などの大きなスーパーでは、カレー粉やふりかけ、かつお節などの日本の食材が手に入ります。しかし、そこまで品揃えも豊富ではなく、日本で買うより値段が高いため、どうしても食べたいものは買っておいた方が良いと思います。日本食でよく使うみりんやみそ、こんぶは手に入りにくいです。うちの子ども達は梅干しが入ったおにぎりが好きなため、梅干しとのりを持って来なかったことを後悔しています。
⑳証券口座の解約
海外に長期滞在する場合は証券口座を継続できないため解約しました。その他、子どもの保育園の退園のこと、夫の会社の退職に関すること、私の仕事や参加している活動を辞めることやお断りすることなどもありました。
振り返ると1つ1つの準備にかなりの時間がかかり疲れてしまったこともあります。また海外移住を肯定的に理解してくれる人ばかりではなかったため、エネルギーを消耗してしまうこともありました。これからセブ島に移住する人、移住を検討している人に少しでも私の体験が役に立てば嬉しいです。そして、ぜひフィリピンで日本にはない文化や食べ物、人々の熱気を感じてみてください。