フィリピン・セブ島2021年5月以降のロックダウン最新状況
5月1日以降のフィリピン各地におけるコミュニティ隔離措置
5月1日より禁止していた外国人等のフィリピン入国を条件付きで解除
ワクチン接種を受けた外国人旅行者の入国を再開することを検討

フィリピン政府は、5月1日から14日まで、マニラ首都圏(NCR)、ブラカン州、カビテ州、ラグナ州、リサール州におけるコミュニティ隔離分類(MECQ)の延長及び、その他地域の隔離措置について、次のとおり変更することを発表しました。
最新情報は下記のとおりです。
5月1日以降のフィリピン各地におけるコミュニティ隔離措置
修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)
5月1日~5月31日まで
- カガヤンバレー地域(地域2)のサンティアゴ市(イサベラ州)、キリノ州
- コルディリエラ行政区域(CAR):アブラ州
5月1日~5月14日まで
- マニラ首都圏全域
- 地域3(中部ルソン地域):ブラカン州
- 地域4A(カラバルソン地域):カビテ州、ラグナ州、リサール州
一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)のエリア
5月1日~5月31日まで
- コルディリエラ行政区域(CAR):アバヤオ州、バギオ市、ベンゲット州、イフガオ州、カリンガ州
- 地域2(カガヤンバレー地域):カガヤン州、イサベラ州、ヌエヴァ・ヴィスカヤ州
- 地域4-A(カラバルソン地域):バタンガス州、ケソン州
- 地域8(東ビサヤ地域):タクロバン市
- 地域10(北ミンダナオ地域):イリガン市
- 地域11(ダバオ地方):ダバオ市
- バンサモロ自治地域(BARMM):南ラナオ州
修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)のエリア
5月1日から5月31日まで
- セブ島を含む、上記以外の全地域
セブ島は前回に引き続き、MGCQとなりました。現在セブ島ではQパスの提示を求められることはほぼありません。
大統領コミュニケーション・オペレーション・オフィス(PCOO)(4月28日大統領報道官ニュースリリース)
禁止していた外国人等のフィリピン入国を条件付きで5月1日より解除
フィリピン政府は、禁止していた外国人等のフィリピン入国を、以下の条件のもと許可することを発表しました。
フィリピン入国管理局(BI)は、外国人のフィリピンへの入国等に関するアドバイザリー
① 入国時に有効な既存のビザを持つ外国人は入国が許可される。
② 共和国法第6768号に基づくバリクバヤン・プログラムの下で、フィリピン人の配偶者または親と一緒に入国する外国人配偶者または子が、EO408の下でビザなし入国が認められている157カ国の国籍保持者である場合には、ビザなしで入国できる。
③ 有効な既存の退職者特別在留ビザ(SRRV)または9(a)ビザを保有する外国人は、フィリピン外務省(DFA)が発行した入国免除文書(entry exemption document)を到着時に提示することを条件に、入国を許可される。
④ 9(e)ビザ保持者を除き、到着する全ての外国人は、フィリピン政府に認定された検疫ホテル/施設の少なくとも7泊分の事前予約票を提示する必要があり、また、到着日から6日目に検疫ホテル/施設でのPCR検査を受けることとなる。
⑤ 検疫ホテル/施設の事前予約票が提示できない者は、入国を拒否され、利用可能な次のフライトで出発地に戻されることとなる
⑥ 4月27日に発行されたIATF決議第112号によって課された旅行制限(インドからの渡航者及び、フィリピン到着前の14日間以内にインドへの渡航歴のある者)は5月14日まで引き続きフィリピン入国を禁止する。
※入国日の入国客最大受入人数にも左右される。
フィリピン入国管理局(BI)アドバイザリー(「IATF決議第113号による改訂ガイドライン」、4月30日付公式フェイスブック発表)
プレス・リリース(「5月1日からの移民、非移民ビザを持つ外国人のフィリピン入国許可について」、4月30日付公式ホームページ発表)
ワクチン接種を受けた外国人旅行者の入国を再開することを検討
副議長のマイケルロメロ氏は、コロナウイルスのワクチン接種を受けた外国人旅行者と海外からのフィリピン人に国を部分的に再開することを提案。
声明の中で、ロメロ氏は「私たちの国を、完全にワクチン接種されたすべての人々に開放して、ホテル、航空会社、レストラン、ショッピングモール、および関連する小売店がフル稼働できるようにしましょう」
これらの予防接種を受けた個人は、出発地での搭乗時に有効な予防接種カードを提示する限り、国を訪問することを許可されるべきである。「フィリピン人は仕事、食べ物、その他の基本的なニーズを必要としています。これが唯一の方法です!」「私たちはすでに世界最長の封鎖を行いました。政府は積極的でなければならず、私たちは前進する必要があります。」と述べました。
また、セブの空港があるラプラプ市(マクタン島)の市長である「アホンチャン氏」は、観光産業はラプラプ市の収入源であると述べ、ワクチン接種された外国人を観光客としてラプラプ市内への入国を許可するようIATFへ打診。
去年の年末にもこのような動きがありセブ州知事も承認していましたが、コロナウィルス感染者の増加により今年3月22日より再度入国規制が強化されました。
現在セブ島での感染者は減少しており、今回2度目の打診となります。
5月1日より再び、入国時に有効なビザを保有する外国人の入国が条件付きで許可されましたので、観光客の入国についても是非前向きに検討していただきたいです。
今後どのような決定がなされるかはまだ未定ですが、少しずつ開国への兆しが見えてきたようにも思えます。
- 在セブ日本国総領事館
住所:7th floor,Keppel Center,Samar Loop cor. Cardinal Rosales Ave.,Cebu Business Park,Cebu City
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843
ホームページ: https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
- 在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

フィリピン・セブ島コロナウィルス関連の最新情報は
セブトリップツイッター(Twitter)で発信中!!
☞https://twitter.com/charasuta
☞3/19追記 フィリピン・セブ島3月以降の隔離措置及び現地最新情報
☞フィリピンへの入国規制緩和 入国が許可されたビザ及び入国についての最新ガイドライン
☞セブ島12月末迄に発表された2021年1月以降のコロナ最新情報・ニュース
☞セブシティ「11/16」より境界の制限を発表(ロックダウン)
☞9月以降のセブ島最新検疫分類及びフィリピンロックダウン最新状況
☞8/1以降のセブ島最新検疫分類及び新たに再開可能となるビジネス(ロックダウン最新状況)
☞7/16以降のセブ島最新検疫分類及びセブ島の今(ロックダウン最新状況)
☞7/1以降のセブ島最新検疫分類及び観光産業について(ロックダウン最新状況
☞6/29よりセブ市はECQ下の中、より厳しい規制とQRパスを導入
☞6/16からセブ市はECQへ逆戻りに。その他エリアの検疫ステータスについて
☞旅行・レジャー・観光産業が再開される可能性。MGCQで大幅緩和
☞6/1に発表されたMGCQ下でのルール及びフィリピン政府が示す検疫ステータス